8/6(土曜日)「すその夏まつり大花火大会」を空撮しました。
主催者及び関係団体の全面的なバックアップの下、最初から最後まですべて自分のスタイルとイメージで飛ばすことができました。
花火の空撮は一昨年に続き二度目になりますが、花火の打ち上げや大きさに合わせて離着陸のタイミングや飛行高度を決めることが難しく、今回の空撮でも多くの課題を残しました。
撮影許可及び飛行承認を得ているとはいえ、5万人以上が集う大きな花火大会なので絶対にミスは許されません。
一週間前のロケハンに加えて、前日及び当日の朝から何度もテストフライトを重ねました。
テストフライトでは飛行空域にある高圧線、構造物の位置や高さのデータ、観客席を含めた会場全体の地形を完璧に頭に入れました。
夜になると機体はまったく見えないため、機体がどこを飛んでいるのかを確認するにはタブレット上のマップと花火越しに見える遠くの街灯りを頼りにするしかありません。
夜間飛行では、実際の機体位置と自分が認識している飛行イメージを100%一致させることが最も重要です。
僕はドローンでの花火空撮の醍醐味は、実機や地上からのズームでは絶対に撮ることができない「花火の中抜け」が一番だと思っています。
花火がドローンにヒットすることは滅多にありませんが、最悪の場合はコントロール不能や墜落も想定しておく必要があります。
異常を察知した時には、すぐにモーターを止めて真下に落とすことが一番安全と考えています。
そのためには、いつでも落とせる様に、常に観客がいない場所の上空を飛行しなければなりません。
以前にテスト済のパラシュートも準備はしましたが、開傘落下中に風に流された場合は反って危険を伴う可能性があるため今回は装着しませんでした。
実際の飛行では、小さな街灯りも見逃さない様に、小さなタブレットに加えて27インチのHDMIモニターを見ながら操縦しました。
完璧なテストと十分な安全対策を施して臨んだフライトでしたが、何度やっても真っ暗な空を飛ばすのはドキドキします。
フライトの度にレンズフィルターのススを除去し、SDカードを交換してプロペラを含めた機体全体の確認が必要です。
一連の作業を手際良く進めるために、チェックリストを作成して昼間のうちに何度もリハーサルをしました。
夜間の着陸は、周囲に樹木があるため目視での高度処理は難しく、高度10mくらいまではオートランディングを使いました。
7:30~9:00までの1時間半の間に6回のフライトでした。
グランドフィナーレが終わり、観客の帰宅風景を撮影してすべてのフライトが完了。
ロケハンから本番空撮が終わるまでの総フライト数は30回を超えていました。
少し残念だったのは、天候は快晴でしたが上空の風が弱かったので煙がなかなかクリアにならず、撮影した映像もほとんどが煙の中です(><)
でも、煙の中で破裂する花火と反射した光の共演は幻想的で、遥か彼方の星雲の超新星爆発を見ている様な感じでした。
オープニングの昼間の飛行では、まず第一に人の上を通過しない様に注意して4Kで撮影し、編集時にデジタルズームにて近接間を出しています。


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投稿者:吉岡達也さん
撮影場所:裾野運動公園
ドローン:DJI Phantom 3 Professional
撮影カメラ:DJI Phantom 3 Professional
カテゴリ:イベント
閲覧数:116
投稿日:2016/08/22 10:50